教室の目

パソコン環境とパソコン教室の変遷

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パソコン環境とパソコン教室の移り変わりをまとめてみます。

 

1980年代

MS-DOS(エムエスドス)

Windowsが普及するまで、OS操作は、文字ベースでした。
現在でも、コマンドプロンプトというアプリで、その当時の画面操作を体験することができます。
できることと言えば、文字列を打ち込み、ファイルに保存したり、そのファイルを管理することくらいですが、
プログラミングとの相性が良いので、決まった操作を間違いなく実行したい場合など、今でも使われます。

この当時から、自治体主催のパソコン入門講座などが行われ、こういった操作を学ぶことができました。

ワープロ

印刷物の作成はパソコンではなく、ワープロ専用機が主流でした。
ワープロ教室なんてのもありました。

BASIC

MS-DOSで動くプログラムとして、BASICというプログラミング言語が使われました。
BASICを使えば、ディスプレイ内のどこの画素に何色を付けるという指定ができ、絵が描けました。
BASICで様々なパソコン用ゲームが作られました。

アプリケーションソフト(アプリ)

ゲームやワープロのソフトはもちろん、音楽制作ソフトもありました。

パソコン通信

パソコンをFAXのように電話回線へつなぎ、文字列をやりとりしていました。

以上のように、パソコンで扱えるデータがほぼ文字だけだった時代は、日常生活とパソコンはまだかけ離れていて、マニアックな趣味として極めていく人か、ゲームだけをやる人にしか使われていませんでした。

1990年代

Wimdows

マウス操作でウィンドウが開き、1アプリ=1ウィンドウになりました。
文字だけの時代より格段に、できる事の幅や使いやすさが向上し、Windows95、98でパソコンブームが起きました。
これによって、老若男女様々な人がパソコンを使うようになり、この時に多数のパソコン教室が誕生しました。

Word/Excel

Windowsの普及により、ウィンドウ操作/マウス操作のアプリが多数つくられ、文書作成の主流がワープロからパソコンに変わりました。
表計算や年賀状ソフトなども使われ始めました。
これによって、個人向けプリンターも販売され始めました。

インターネット/メール

90年代後半から、普及しはじめました。
メールやホームページを活用する企業も増え、i-modeなど、ネットにつながる携帯電話の普及と共に、パソコンなしでインターネットに触れる人も増えました。

2000年代

デジカメ写真

デジカメや携帯の写真品質が向上し、カメラブームが起きました。
それに合わせ、携帯ではしづらい写真の管理や共有、作品制作にパソコンが活用されました。
パソコン教室でも、写真の活用講座が増えました。

ネット取引

インターネットのセキュリティが高度化し、銀行、証券、売買、オークションなども普及しました。
万人受けではなくても、仕事や趣味でパソコンをずっと使っていた人には非常に便利になりました。

2010年代

スマホ・タブレット

携帯端末が大容量化し、長時間の動画撮影や音楽のダウンロードも一般的になりました。
幼児や小学生までが使うほど、スマホやタブレットは普及しました。
SNSが普及し、インターネットを通した犯罪も増え、社会問題化しました。
より高いITリテラシーが求められるようになりました。
スマホによってパソコン離れが進み、大学や会社でのパソコン教育がまた必要になりました。

プログラミング

AI(人工知能)の進化により、プログラミングが静かなブームになりました。
パソコン教室でも、プログラミング講座が増えました。

2020年代?

これから先、パソコンに関係してどんな技術が出てきて、どう変わるかは、私にもわかりません。

ただ、こうして見ていくと、今や各種情報端末やインターネットが当たり前のインフラになりつつあります。

なのでこれからは、「きちんと理解して活用していく人」と、「きちんと理解せずとりあえず使っていく人」の差がはっきりしてくるでしょう。

そして、「きちんと理解して活用していく人」は、「きちんと理解せずとりあえず使っていく人」をうまく利用してビジネスに結びつけます。

つまり、「きちんと理解せずとりあえず使っていく人」は、「きちんと理解して活用していく人」にどんどん利用されていくのです。

これは、すでに様々なマーケティング手法の中で、今もほぼ合法的に行われていることです。(時々ルール違反で批判されたり、処分されたりするケースもありますが)

例)

  • 利用者がクリックしてしまいやすい広告を表示して広告収入を得る
  • 無料会員登録から個人情報を得て、それに合った広告を配信し広告収入を得る
  • 「そのままでは危険」と警告し、セキュリティ製品を買わせる
  • 長くてわかりにくい利用規約に同意させ、ネット接続端末から自動情報収集する
  • SNSなどで公開されている情報を収集し、リスト化して、販売する
  • 「速くなった」、「便利になった」などの宣伝文句で、より自社に都合の良い商品を買わせる

など

利用される人にとっても、必ずしも損するだけとは限らず、得していることもあるでしょう。

ただ、「きちんと理解して活用していく人」と、「きちんと理解せずとりあえず使っていく人」との間で差がつくことだけは確かだと思います。(収集された情報の利用価値がわかる/わからないなどの違いも含めて)

大事なのは、他人を利用するかどうかではなく、自己防衛のためにも、仕事や日常で活かすためにも、これからきちんと理解をしていくことです。

何歳からでも遅くはありません。パソコンに限らず、IT技術やインターネットビジネスのしくみを「きちんと理解して活用していく人」になりませんか?

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